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成長する心と体を丁寧にサポート~チアダンス・Youthクラスのレッスンについて~
2019年1月24日 7:00 AM カテゴリー: 【コラム】Stars Smiley Spirits
こんにちは、Stars SmileyインストラクターのYuiです。
前回は、チアダンスのキッズクラスについて書かせていただきましたが、今回はYouthクラス(小学5年〜6年生)について少しお話したいと思います。「バランスの良い体づくり」がYouthクラスのカギ
チアダンスの主な大会では、小学1~4年と5~6年で編成が分かれ、それに伴いレベルも変わります。
もちろん5~6年のYouth編成の方が求められるものの難易度が上がるわけです。ただ、私の個人的な見方ですが、最近は1~4年のMini編成のレベルも数年前より格段に上がっているので、レベルの開きが縮まってきているようにも感じます。
さて、Youth編成の5~6年というとちょうど体の成長が著しい時期ですよね。私が今まで受け持ってきた子どもたちも急激に背が伸びたり、体が一回り大きくなる子がたくさんいました。
これがYouthクラスのポイント、というか通らねばならない道なんです。
体が大きくなることはよいことですが、その分、その体を使いこなすだけの筋力が必要になります。成長しはじめの時期はこの筋力が追いつかず、ジャンプが跳べなくなったり、体が重くてシャープな動きができなくなったりする子が多いです。
ですので、Youthクラスでは筋力・体幹トレーニングを重視してレッスンしています。
さらに、フェッテ、シェネリープ、ピケ4方向、シェネトゥーなどの難しいテクニックをルーティーンの中で効果的に取り入れていきますので、バランスの良い体づくりが必要になります。
そこで、近年ではMiniクラスでも、テクニックの向上とけが防止二も効果的なことから、筋力・体幹トレーニングをしっかりと行い、Youthへ上がっても自分の体をコントロールできるような体づくりを目指しています。体づくりだけではなく、心のケアも重要
そしてもうひとつ、「思春期の女の子」特有の心の変化に悩まされることも少なからずあります。
反抗期もそのひとつですよね。高学年ママから「家では笑わない」、「先生~。言っても聞かないです」など、よく聞きます(笑)まぁ、5〜6年生って確かに難しいお年頃です。
でも、個々の中で、なにかか引っかかる部分を抱えたままだと、やはり心からの笑顔は出てこないしチームにとっても良いことではないので、私はとことん向き合って話すことにしています。
お家や学校とはまた違った角度から聞くことで、ポロポロと話してくれる子は多いですね。固まってた心が柔らかくなると本当に一瞬で表情が変わるんです。これが大事で、そこからレッスンへのモチベーションがUPしていきます。おわりに
このようにYouthクラスでは、心と体の成長に合わせた指導を毎回試行錯誤しながら(笑)心がけています。
心の中に溜めこまずに自分の気持ちを伝えることは社会に出ても必要なことだと思うので、チアダンスを通して経験していってくれたらと願います。
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新浦安RAINBOW SMILEYアシスタントインストラクター、幕張インターナショナル、スクール「dolphins」、恵比寿Stars Smiley、たまプラーザStars Smiley、チーフインストラクター 現在、キッズチアダンス、ベビーチア、障がい児体操、スポーツの家庭教師インストラクターとして活動。