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ボールひとつで無限大! 乳児期からはじめられる「家庭でできる運動あそび」のススメ!
2018年5月15日 10:00 AM カテゴリー: 【コラム】Stars Smiley Spirits, 最新情報
こんにちは、「Stars Smiley」代表の村田綾子です。お子さまの運動能力をアップさせたい親御さまへ、家事や育児の合間にぜひ読んでいただきたい「Stars Smiley Spirits」vol.3をお届けします。
突然ですが、運動能力は「遺伝」だと思いますか?? 今日はそんなテーマをもとに、乳児期から家庭でできる運動あそびについてお話したいと思います。運動能力は、「遺伝」??
正解は、「遺伝」ではないです、「環境」です。
例えば、運動が好きなご家族のもとに生まれた赤ちゃんは、自然に家庭のなかで運動遊びをおこないます。サッカー好きなお父さんならボールがあれば蹴ることを遊びのなかに取り入れますし、身体の動かし方を知っているので「高い、高い~」や赤ちゃんが動きたがっているのを察知して身体を動かしてあげようとします。
反対に運動があまり好きではないというご家庭では、赤ちゃんにできるわけはないという考えのもと、身体を動かしてあげる習慣になりません。そのような環境の違いで生まれたときから「運動」を好きになる=できるようになる身体づくりができることに差がでてきます。
では、私たちがオススメする家庭でできる運動あそび、いろいろあるなかのひとつに過ぎませんが、「ボールあそび」について解説してみます!乳児期におけるボールあそびのススメ!
以前、ベビーダンスレッスンのあとに、0歳のお子さまのママからこんなことを言われました。
「娘は、ボールが好きなんです!」
とっても素晴らしいです!! なぜでしょうか??
初めての赤ちゃんのお家にボールってありますか?? パパがサッカーやっていますか?テニス?野球?それとも、お子さまが遊べるかな?と準備しましたか?
どちらでもかまいませんが乳児期にお家にボールがあることがなかなかない環境です。生まれたときから運動に興味がわく環境づくりをしていることが素晴らしいのです。
なんども言っていますが、運動能力は「遺伝」ではありません。「環境」なのです。
「娘はボールが好きです!」といったパパも実際、野球をやっていたそうで、ボールがあれば一人キャッチボール??をしていたそうです。それを見ていたからか?どちらにしても、ボールは赤ちゃんにとっては面白いおもちゃですね。
ボールは転がります。
ボールが身近にあったから楽しく遊べるようになったんですね。ボールがあったところで遊び方を知らないとわかりません。ママやパパが一緒にボールで楽しく遊んでみましょう。
お座りができればお座りしているお子さまに向かって、ボールを転がしてください。きちんとキャッチ?偶然にもキャッチできたらほめてあげましょう。
「ボール=楽しいもの」になっていきます。
転がしたボールを偶然ではなくキャッチできるようになったら、「動体視力」が自然にUPしている証拠ですね。キャッチができたら投げてみましょう。
少しずつボール遊びを進化していくと、お子さまの成長も感じられますよ。まずは、赤ちゃんが当たっても痛くない柔らかいボールをお家に準備しましょう!!まとめ
いかがでしたか? 今日は、乳児期からでもできる「ボールあそび」についてお話ししましたが、まだまだ乳児期からできる「家庭での運動あそび」はたくさんあります!
乳幼児期に運動が好きになる、得意になることによって体を動かす基礎がつくられ、その後の運動面での発達に大きく影響します。幼児期のさまざまな運動により、自分の体を自由にコントロールできるようにし、自己表現ができるようになると、将来運動能力に優れた人になるでしょう。
「三つ子の魂百まで」ということわざがありますが、本当にその通りだと実感することが多くあります。ぜひ、3歳までの運動をご家庭でも楽しく取り入れてみてくださいね!
今後も、定期的にお子さまの成長段階にあわせた「家庭でもできる運動あそび」の情報をお届けします。0歳からの運動で、グローバルに活躍できる子どもを育てましょう! 次回の更新もお楽しみに♪日本女子体育大学卒業大学卒業後、テーマパークでシンガー・ダンサーで活躍。未就園児の親子体操「ベビーチア」発案。日本チアダンス協会インストラクター、USAチアダンス協会インストラクター3級、幼児体育協会インストラター、新浦安RAINBOW SMILEY、幕張インターナショナル、スクール「Dolphins」、たまプラーザStars Smiley、恵比寿Stars Smiley、デイレクター兼チーフインストラクター 現在、チアダンス・ベビーチア、幼児体操、障がい児体操、スポーツの家庭教師、インストラクターとして活動。