未就園児のボールあそび ~赤ちゃんのときからボールに親しもう~

皆さまの安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
こんにちは、Stars Smiley代表の村田綾子です。
赤ちゃんがいるご家庭のみなさま。突然ですが、家の中や周囲にボールはありますか?
赤ちゃんは、身近にある物や道具に関心を示して遊んだり探求したりしますから、ボールが身近にあるかそうでないかで、ボールに対する慣れはだいぶ違ってくるように思います。また、親御さんがボールで遊んだり運動したりしている場合、それを身近に見ているだけで、赤ちゃんは遊び方を覚えていきます。
ボールや縄跳びといった、手具を使った運動は、なるべく早いうちにはじめ、月齢とともに少しずつ難易度を上げていくことで、早く身につき、より上達していくものです。特にボールは、お座りするかしないかぐらいの赤ちゃんが遊べる身近な手具で、リズム感や「動体視力」を身につけられるすぐれものです。
そこで今日は、赤ちゃんからできる未就園児のボールあそびを紹介します。
年齢別の遊び方

小さいうちは、柔らかいボールを使うのも大事なことです。硬いボールを使って顔に当たったりすると、恐怖心が芽生えてしまいます。少し大きくなったら、しっかり空気を入れて、跳ねるという体験もさせてください。
手につかみ、離す、という行為は赤ちゃんには難しいものです。1歳前後のお子さんは、ビー玉や小さなボールを穴に落とす単純な遊びを好んで繰り返すことがあります。(注:ビー玉や小さなボールの使用は、保護者の監視のもと、誤飲などに気を付けて行ってください)
月齢ごとに「はまる」やり方を見つけて、ご家庭で工夫して取り組んでほしいと思います。
〇乳児期(お座り~1歳半ごろ)
- ボールコロコロ
- お座りをしている赤ちゃんのそばに小さなボールを転がします。ボールを押すと転がる感覚が分かり、「つかむ」練習ができます。
- ボールコロコロキャッチボール
- お子さまとパパ、ママとの間でボールをコロコロ、行ったり来たりさせてみましょう。
- ボールを受け渡し
- 親子で向き合って、ボールを手渡し。音楽に合わせて「はい、どうぞ」などとやるのも楽しいですね。
〇幼児期初期(1歳半ごろ~3歳)
- ボールをキャッチ
- 両手で下に落としてバウンドさせたボールを取る練習です。
私はこれを「バウンドキャッチ」と呼んでいます。「ボヨヨーン、キャッチ」と、親御さんの方で声をかけながらやらせてみてください。取る時は、抱きしめるように受け止めてみましょう。
下に落としてキャッチできるようになったら、上に投げてキャッチする練習に移ります。この順で練習すると、ボールの離し方、上にあげる力加減などがわかるようになります。
- ボールを拾う
- この時期のお子さまは、「片づける」ことが好きな時期でもあります。沢山の小さなボールを散らして拾ったり、お買い物袋に入れてお買い物ごっこしたりしても楽しいですね。
- ボールを蹴る、キャッチボールする
- 1歳半ごろになると、蹴る力もでてきます。親子で向き合って、ボールを蹴ってみましょう。キャッチボールも上手にできるようになります。
小さなお子さまの場合、片手ではまだ難しいので、両手で上に投げてみましょう。だんだん片手で投げるのも上手になります。
昔のおもちゃを活用して

リズムを取り入れて練習すると、ボールに慣れるのも早くなります。歌いながらボールをつく「あんたがたどこさ」は、そういう意味でとても優れたあそびです。
また、お手玉、けん玉、羽子板、こま、紙ふうせんなど、昔ながらのおもちゃは、手首を鍛えたり、遊びながら手具に慣れるので、理にかなったものです。
お手玉は、左右の手で受け渡しながら投げるのが普通の遊び方ですが、たとえば、輪っかを手前、奥、その中間の3点に並べて輪の中を目指してお手玉を放るあそびをすると・・・
- 重さを感じる
- 近いところと遠いところの投げる力の加減ができる
- 手首を鍛える
重さも大きさも小さなお子さまにはちょうど良く、お手玉はおすすめです。
小さいときから少しずつできることを増やす

幼児になっていきなりドリブルをしようとしても、手からうまくボールが離れなくて先に進めない、ということはよくあります。
いきなり難しい技を身につけることは誰でも難しいものです。なにごとも平易なことの積み重ねが大切。
今日挙げたあそび方を参考にしながら、赤ちゃんのときから、少しずつできることを増やしていきましょう。そうすると、3歳ごろには片手ドリブルなどもスムースに取り組むことができるようになります。
親子で楽しくあそびながら、ボールに慣れていけるといいですね。




