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【Stars Smiley Spirits】キャンプ・山登りのススメ~五感すべてで感じる経験を~
2020年7月25日 8:00 PM カテゴリー: 【コラム】Stars Smiley Spirits
こんにちは、Stars Smiley代表の村田綾子です。
夏休みが近づいてきました!
今年は、コロナ禍による休校の影響で、小学校はどこも夏休みが短くなりましたが、短くても、たくさん思い出は作ってあげたいものですね。
さて、GoToトラベルキャンペーンはあっても、なかなか「旅行」の計画を立てづらい中、私がおすすめするのは、「キャンプ・山登り」です。不便な中で向き合う自然。
キャンプも山登りも、不便な中で自然と向き合うものです。
電気がなく、ランプやたき火、月明かりの中で過ごす夜。
降ってきそうな満天の星。
テントの中にいると聴こえてくる動物の声、足音や羽音、虫の声。
冷たく透き通り、口に含むと、ほのかに甘くおいしい川の水。
「食事」を作るのに使い、「暖」をとり、「あかり」にもなる火。
晴れていると思ったら、あっという間に雨になったりまた日が射したり。
山登りでは、つらい道を乗り越えて、頂上についたときの達成感!
なににも代えがたいこの「達成感」は、「また行きたい」という気持ちにつながっていきます。
五感すべてで感じるこれらの体験は、やってみなければなかなか実感しにくいものです。そしてそれは、一度体験すると、体にしみ込み記憶に残る貴重な感覚でもあります。
私はなるべく小さなうちから、これを知ってほしいと思うのです。支え合い、励まし合い、協力し合う。
小さなお子さまでも、一人ひとつずつリュックを背負うことをおすすめします。不便な中でやりくりするうちに、知恵が自然についていくものです。
キャンプでは、テントの設営、食事の用意、すべてを誰かがなにかしら分担しながら準備しないとなにも進みません。
山登りでは、互いに登り方を伝えながら、「がんばろう」と励まし合い、くじけそうな心を支え合います。
大人も子どもも関係なく協力し合うことで、ようやく成し遂げられるものなのです。チームプレイを学ぶ場にもなります。
そして、家族みんなで「自然を大切にする意識」を身に着けるにも最適な場です。
貴重な水は、洗い物をするときも大切に使います。キャンプ場によっては、炊事場の水が土や川に戻されることもあり、環境を意識した洗剤を使うこともあるでしょう。
それから、ゴミはなるべく出さない工夫をするのも大事ですね。洗えるコップや皿を持参し、燃やせるものはたき火などで燃やします。それでも出てしまうゴミは、すべて家まで持ち帰りましょう。多様性の中で生きる原動力に。
キャンプや山登りの回数を重ねる度に、いつでもそこでは新鮮な出会いがあります。その出会いは、私たちを変化させることもあるでしょう。
どんなことにも感動しながら、日々の生活を送るようになったり、あらゆるものに「ありがとう」の気持ちで謙虚に向き合うようになったり。
これから、どんどんグローバルな世界に飛び出していく子どもたち。時に静かで、時に荒々しい自然と向かい合うことで得られるその感覚こそが、多様性の中で生きていく原動力となることでしょう。
さあ、この夏、家族みんなで山や森へ出かけてみましょう!
★★★「Stars Smiley Spirits」バックナンバーも、ぜひご覧ください★★★
★1 かけっこの基本とは!? Stars Smiley流かけっこ教室のポイント。
★2 スキンシップの重要性。運動習慣は、生まれたときから。
★3 ボールひとつで無限大! 乳児期からはじめられる「家庭でできる運動あそび」のススメ!
★4 運動能力は、遺伝ではありません。
★5 はだしで遊ぼう! 五感の刺激で創造性豊かに。
日本女子体育大学卒業大学卒業後、テーマパークでシンガー・ダンサーで活躍。未就園児の親子体操「ベビーチア」発案。日本チアダンス協会インストラクター、USAチアダンス協会インストラクター3級、幼児体育協会インストラター、新浦安RAINBOW SMILEY、幕張インターナショナル、スクール「Dolphins」、たまプラーザStars Smiley、恵比寿Stars Smiley、デイレクター兼チーフインストラクター 現在、チアダンス・ベビーチア、幼児体操、障がい児体操、スポーツの家庭教師、インストラクターとして活動。