-
【Bright Star vol.3】 Riina~「チアスピリット」そのものを生きているダンサー(前編)
2019年8月30日 7:00 PM カテゴリー: 【Bright Star】チアで輝く子どもたち
こんにちは、Stars Smiley代表の村田綾子です。
チアで輝いている人にスポットライトを当てて、その生き方、考え方、チアへの思いなどをご紹介するコラム「Bright Star」。3人目の今回は、Riinaさんです。
中学2年生になり、今はいったんチームから離れていますが、Stars Smileyのイベントに来てくれたり、裏方を手伝ってくれたりと、卒業生として関わってくれています。
「将来は、Stars Smileyのインストラクターになってチアを教えたい!」と言ってくれているRiinaさん。
そのために中学に入学した時、JCDA(日本チアダンス協会)の小中学生チーム「Team JCDA Kids」のオーディションを受け、見事合格しました(ことしも合格し、2年目)。
オーディションで重視されるのは、実は、実技だけではなく「チアスピリット」が身についているかどうか。Riinaさんは、チアスピリットをごく当たり前に生き方として取り入れています。
人にやさしく、なんでも自分から率先して行動。ボランティア精神にあふれ、困っている下級生にはすぐ近づいて「大丈夫だよ~」と優しく声をかけて励ます姿は印象的です。
いつでも自分より人を大事するのです。チームでは、みんなのお姉さんとして、とても慕われていました。
そんなRiinaさんは、いったいどんな幼少期を送ったのでしょうか。チアと出会うまでのことを、お母さまと本人に聞きました。
「Bright Star」とは・・・
Stars Smileyを代表する「Bright Star=輝く人・子ども」をご紹介するシリーズコラム。さて、どうしたらみんなに尊敬されるチアリーダーになれるのでしょうか? その子の生い立ち、親の関わり方、転機が訪れた時などをひも解きます。姉妹で比べたりひいきせず、けんかしても止めなかった
(母) 歳の近い2人姉妹の姉です。赤ちゃんのころから踊りが好きで、スーパーで流れてる音楽にも反応してよく踊ってました。とても愛想が良く、出かけると必ず知らない人から声をかけられていました。ピンク、ドレス、プリキュアが大好きで自分の好きなものがはっきりしていました。
(Riina) 保育園でドレスを着ておままごとをしながら毎日母の帰りを待っていたのをよく覚えています。走ること、踊ることがとても大好きでした。小学校の運動会ではリレーの選手でした。
――育児のこだわりや教育方針はありましたか?
(母) 意識していたこととしては、歳の近い姉妹でしたので、絶対にどちらかをひいきしたり比べることはしませんでした。
「姉」という責任にとらわれてほしくないので、あえて「お姉ちゃん」とは妹に呼ばせませんでした。どんなに激しいけんかを始めたとしたとしても、「ママは一切かかわりません」「ママには関係ありません。2人で解決してください」としてきました。頃合いをみて「もう終った? おやつ食べよう!」としていました。
それから、おしゃれが好きな子でしたので、洋服には口出ししませんでした。お姫様みたいな“とっても素敵な格好”をして外に出ても、そのまま出かけさせてました。今はマシになったかな(笑)
――チアダンスとはどのように出会ったのですか?
(Riina) 小学3年生の時、ずっとずっとやりたかったダンスの習い事を母が見つけてくれました。私が最年長で、周りは小さい子ばかりでしたが、それでもすごく楽しかったです。毎週、毎週のレッスンが待ち遠しいほど、「もっとやりたい」と夢中にさせてくれました。
(母) とにかく娘たちの幼少期は色々あり、習い事どころではありませんでした(笑)落ち着いて、「さて、ダンスをやらせてあげよう」と探そうと思っても、私自身ダンスとは無縁でしたので、「チアダンスって何?」っていうところからはじまりました。
ポンポンの華やかさは娘が好むだろうと思い、色々調べてたどり着いたのが「Stars Smiley」でした。とてもアットホームで、綾子先生のかっこ良さを感じつつ体験レッスンでこれがチアダンスか、と衝撃を受けながら入会をしたことを思い出します。
――実際にはじめてみて、どんなことを感じましたか?
(Riina) チアをはじめてから、自然と自分からあいさつをしたり、笑顔で人と接するようになったり、その場に合った話し方ができるようになりました。私より下の子たちとずっと一緒にやってきたので、お手本にならなきゃと行動できるようになりました。
初めて老人ホームで踊らせてもらったときには、「人に感動してもらえる素晴らしさ」も学ばせてもらいました。たくさんの場所で踊る機会を作ってくださり、色々な人と出会えてチアリーダーとして成長させてもらいました。前編のおわりに
小学校3年生から、楽しくチアダンスに通いはじめたRiinaさん。現在、Riinaさんにとってチアダンスは、どのようなものなのでしょうか。
次回は、チアへの思い、後輩たちへのメッセージを聞きます。お楽しみに!
★★★「Stars Smiley Spirits」バックナンバーも、ぜひご覧ください★★★
「Stars Smiley Spirits」とは、基礎体力・表現・奉仕の精神を柱に、グローバルに活躍できる人材を育てるためのナレッジを紹介したコラムです。
日本女子体育大学卒業大学卒業後、テーマパークでシンガー・ダンサーで活躍。未就園児の親子体操「ベビーチア」発案。日本チアダンス協会インストラクター、USAチアダンス協会インストラクター3級、幼児体育協会インストラター、新浦安RAINBOW SMILEY、幕張インターナショナル、スクール「Dolphins」、たまプラーザStars Smiley、恵比寿Stars Smiley、デイレクター兼チーフインストラクター 現在、チアダンス・ベビーチア、幼児体操、障がい児体操、スポーツの家庭教師、インストラクターとして活動。