こんにちは、Stars Smiley代表の村田綾子です。

新コラム「Bright Star vol.1」はいかがでしたか。この企画を通して、Renaさんのいまの輝いている姿の背景にある、ご家庭での様子やチアにかける思いなどを垣間見ることができ、うれしく思いました。

さて、今回と次回に分けてご紹介する2人目の「Bright Star」は、Minori（11）さんです。

Minoriさんのお母さまは、かつてダンスをやっていて、チアダンスサークルの立ち上げからかかわってくださいました。Minoriさんも年少さんの時に初めてステージに出て以来、ずっとチア一筋です。

もともとまじめな生徒さんですが、「努力する子」という印象があります。とてものびのびとしていて、素直な心をもってほかの人と接するので、周りの子どもたちも気持ちよくアドバイスを受け入れることができるようです。

前編の今回は、チアに出会うまでのことやご家庭でのことをお母さまとMinoriさんに振り返ってもらいました。

幼いころから、チアに出会うまでのストーリー

さて、どんな幼少期を過ごしてきたのでしょうか。Minoriさんとお母さまに聞きました。

――幼いころは、どんなお子さまでしたか？

（Minori）　小さいころは運動があまり好きではなくて、幼稚園では部屋でも外でも、ずっとおままごとをしていました。アニメのプリキュアやアイカツ！が大好きで、「仲間と力を合わせて立ち向かう」というような世界に憧れて、家ではよく衣装を着て妹と遊んでいたのを覚えています。

（母）　2人姉妹の姉で、いつもにこにこと機嫌の良い子でした。何でも器用にこなすタイプではなく、運動でも、お絵かきでも慎重に取り組みゆっくりペースでした。一方で「最後までやり遂げたい」という気持ちだけはいつも強かった気がします。

「四つ葉のクローバーを見つけたい！」と、幼稚園の園庭に2時間くらい残り探していたことも。昔からあきらめが悪いというか、粘り強い性格でした。いつも最後には、四つ葉を見つけるので私を驚かせていました。

――Minoriさんはチアでも、最初の振り覚えがゆっくりめでも、その後の努力がすごくて、最後までやり抜く力はとても強いんです。幼稚園のときのひたむきさが実を結び、小学校に上がってから、できることがどんどん増えてきましたね。

――ご家庭での育児のこだわりはありましたか？

（母）　シンプルですが「健康第一」です。学校生活も、習い事も、遊びも、元気に取り組めるようサポートしたいと思っています。といっても早寝早起き、ご飯を残さず食べることを徹底させるくらいです。

今のところ学校は入学以来一日も休んでいないので、これからもがんばってほしいです。あとは、どんな場所に行っても、自分からあいさつのできる子になってほしいと思っています。毎日の生活の中で、周りに助けていただく事も多いと思うので、丁寧な言葉遣いやあいさつは身につけるよう繰り返し言っています。

――チアダンスに興味を持って、はじめることになった経緯は？

（母）　娘は綾子先生のお子さんと歳が近く、仲良しだったので、先生が指導されていたチアダンスにも興味がありました。

チアの一番の魅力は「チームスポーツ」であると思いました。

年少の時にレッスンに通いはじめ、翌年に恵比寿に新しくサークルを立ち上げさせていただき、現在に至ります。もともと私がダンス部出身だったので、娘にもダンスの楽しさを知ってほしい、地域のお友達も一緒にチアを楽しんで欲しいと思い、はじめました。

でも、まさか大会に出ることや、娘がここまでチアに夢中になることは、当時は想像もしていませんでした。

前編のおわりに

Minoriさんは、リーダーやキャプテンをするようになった小学校4年生のころから、殻が破れたように思います。どんどんまとまりが出てきたMinoriさんのチームは、全国大会にも出場しました。

誰にでも気さくに声をかけ、優しく的確にアドバイスするMinoriさんは、今ではほかのチームのメンバーからも一目置かれるような存在に。

後編では、チアと出会ってMinoriさんがどのように変化・成長していったか、どのような思いでチアにかかわっているかをお聞きしたいと思います。お楽しみに！



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